1巻-4 むすんでひらいて
分散和音3種類の最後の46の和音を練習しておく。
音階と分散和音を合わせてチクルス(circle)と呼び、トナリゼイションと合わせて毎日必ず熟練させること。できることを立派にすることで能力は育っていくという法則を忘れてはいけない。
合わせて、チクルスに新しいリズムを追加する。
トナリゼイションでは、弓幅をコントロールするためにむすんでひらいてのリズムで熟練させる。
初めのうちは4分音符と8分音符が同じ弓幅になってしまうが、8分音符は半分の弓幅であるべきである。その腕の使いかたを習得させること。
むすんでひらいてでも移絃に気をつけさせる。
先に以下の練習をさせ、移絃の順番を徹底させる。
ここでも弓幅が同じになりやすい。1音ずつ確実に止めて、均等に弾かせること。
曲を弾くときは発音の約束を守って、全ての音が鳴っているように弾かせる。
姿勢を整えること、それが上達の道である。
バランスポイントから始める。
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